「かっこいいコードが使えるようになりたい」
そう思って調べてみると、テンションだの代理コードだの、覚えることが山ほど出てきて挫折する。よくある話です。
この記事では、たった2つ覚えるだけで演奏に深みが出る「リッチコード」を紹介します。例題は「What a Wonderful World」です。
覚えるのは2つだけ
ここが今回のポイントです。
使う場面が決まっているので、迷わない
音楽理論の学習で挫折する原因の多くは、選択肢が多すぎて判断できないことにあります。「テンションは9th, 11th, 13thがあって…」と広げると、実際の演奏で使えません。
まず2つ。 これなら覚えられますし、すぐ試せます。
手順
動画は次の流れで進みます。
1. Key=F のダイアトニックコードを確認する
出発点の整理です。まず「普通のコード」で曲が弾ける状態を作ります。
2. 2つのリッチコードを紹介
置き換えに使う形を覚えます。
3. 構成音を理解する
なぜその響きになるのか。構成音が分かっていれば、他のキーでも作れます。 ここを飛ばして形だけ覚えると、応用が効きません。
4. 曲に当てはめる
実際に「What a Wonderful World」の中で使います。どこに使うと効くのかを、曲の流れの中で確認します。
「使いどころ」が9割
リッチコードそのものは難しくありません。難しいのはどこで使うかです。
全部のコードを置き換えたら、ただ全体がぼやけます。
- 曲の同じ箇所が繰り返されるとき、2回目だけ変える
- 歌詞の意味が深まる箇所で使う
- フレーズの終わりに置いて余韻を残す
「ここぞ」で1回使うから効く。 動画の 06:20 からの実演では、その使いどころの感覚を掴んでください。
練習の進め方
- まずダイアトニックコードだけで曲を通す
- 2つのリッチコードを、単体で押さえられるようにする
- 構成音を口で言えるようにする
- 曲の中の1箇所だけ置き換えて、弾き比べる
- しっくりくる箇所を2〜3個に絞る
- 他のキーでも同じ形を作ってみる
目次
00:00 オープニング
00:33 概要説明
00:50 例題曲 What a Wonderful World
02:28 Key=F ダイアトニックコード
02:54 2つのリッチコード紹介
05:36 リッチコードの構成音
06:20 曲に当てはめてみる
10:12 まとめ
こんな方におすすめ
- かっこいいコードを使ってみたいけれど、難しく感じている方
- 弾き語りや作曲に深みを出したい方
- テンションコードの入り口を探している方
- 少ない知識で効果を出したい方
理屈は分かっても、自分の曲のどこに当てはめるかは判断が難しいもの。ピアノ弾き語り教室では、弾いていただいたうえで「ここに入れると効きます」と具体的にお伝えしています。