フランク・シナトラの「My Way」。人生を振り返り、自分の道を歩んできたことを誇りを持って歌う一曲です。
この記事では、Dメジャーキーでの弾き語りの組み立て方を解説します。原曲の雰囲気を保ちながら、初心者の方でも弾ける形に整理していきます。
「My Way」という曲について
1969年発表。もとはフランスのシャンソン「Comme d'habitude」で、そこにポール・アンカが英語詞を書き下ろしてシナトラの代表曲となりました。
世界中で数え切れないほどカバーされている理由の一つは、曲の構造にあります。派手な技巧ではなく、淡々と積み上がっていく進行が歌詞の重みを支えている。だからこそ、弾き語りの教材として非常に優秀です。
この曲の伴奏で大事なこと
技術的に難しい曲ではありません。難しいのは「何もしない時間」に耐えることです。
最初から盛り上げてしまうと、後半で行き場がなくなる
この曲は最後に向かって感情が高まっていく構成です。Aメロの段階で強く弾いてしまうと、サビでの解放感が出ません。冒頭はできるだけ抑える。 これが表現の設計です。
進行を追いかける
動画ではセクションごとに順を追って解説しています。
キーD、Dメジャーから B7 へ — この B7 が最初の聴かせどころです。ダイアトニックから外れたコードで、曲に翳りが差します。この一手があることで、単なる明るいバラードではなくなる。
Aメロ前半・後半 — 進行が2段構えになっています。前半で提示して、後半で少し景色を変える。歌詞の内容と対応しているので、意味を意識して弾くと表現が変わります。
歌詞が変わる部分 — 同じメロディでも、コードが差し替えられる箇所があります。ここは飛ばさずに練習してください。「同じに見えて違う」箇所は必ず暗譜が崩れます。
サビ — ここで全部を出します。それまで抑えていたぶん、音量も音数も上げていい場所です。
歌いながら弾くための順番
弾き語りは、ピアノと歌を同時に覚えようとすると必ず崩れます。
- ピアノだけで最後まで止まらずに弾けるようにする
- 歌だけでメロディを完全に覚える
- ピアノを極限まで簡略化して(各コード1回ずつ鳴らすだけ)歌を乗せる
- 慣れてきたら伴奏を元の形に戻していく
3番が重要です。いきなり完成形で合わせない。 伴奏を薄くして歌を優先させると、両方が同時に成立する感覚がつかめます。そこから伴奏を足していくほうが確実です。
目次
00:00 オープニング
00:07 動画の概要・フランク・シナトラ「My Way」について
00:34 キーDでのコード進行解説(Dメジャー〜B7)
01:11 Aメロ前半のコード進行
02:18 Aメロ後半のコード進行
03:26 Aメロ全体を演奏
04:48 歌詞が変わる部分のコード進行
06:01 サビのコード進行解説
07:38 コード進行をまとめて演奏
08:48 弾き語りのコツ・体験レッスン案内
こんな方におすすめ
- ピアノ弾き語りを始めたい方
- 「My Way」をピアノで弾きながら歌いたい方
- ピアノ演奏のコード進行やアレンジを学びたい方
- 感動的なバラードを自分の演奏で表現したい方
この動画で学べること
- 「My Way」のコード進行と弾き語りアレンジ
- 左手と右手の動きのコツ
- 歌いながらスムーズに演奏する方法
- 感情を込めた表現の仕方
結婚式やお祝いの席で弾きたい、という理由で始める方も多くいらっしゃいます。期間限定・1回だけのレッスンも受け付けていますので、お気軽にご相談ください。